コスメカール プリズムプラス Hをかき混ぜて粘性を下げつつクリームパーマの柔らかな質感のパーマに。元々の履歴に合わせてクオライン CA-T-C 100とCA-C 130で使い分けることでダメージに配慮。

モデルさんが面長タイプなので、サイドの広がりを持たせられるように大きめの波巻きベースで施術。毛先にパーマ履歴があるので、クリーム剤ベースで毛先に入り込みすぎないように塗り分けつつ柔らかなウェーブを表現。

しっかりかけたいけどダメージは抑えたい。付け巻きとロッドの太さを気持ち小さめに設定することでH以上を使わずに済むように調整しました。

毛量が多いモデルさんだったのですが、すきバサミは使わずにレイヤーだけで調整。パーマをかけてもふくらまず、しっかりとしたリッジを出せるようにしました。サイドのもみあげ周りやミドルの部分も嫌なボリューム感が出ないようにリバースぎみに巻いたり、根元まで巻き込み過ぎないように調整しました。

新生毛とダメージ毛の見極め、どのような質感にしたいかでチオとシステアミンの使い分けをしています。

元々軟毛でボリューム感が少なく、ハチ周りが少しはっているため、トップにしっかりとしたリッジを出し、ハチはボリュームがでないような巻き方で髪型を構成しました。

軟毛のモデルさんだったので、強い薬を使うとハネすぎてシャープな質感にならないと思い、クオライン CA-C 130を選びました。軟化の促進と弾力のあるプリッとしたカールを出すために、コスメカール EXを組み合わせました。

アウトラインはハネをしっかり出すために、ロッドでワンカールのつぶしで巻き、他の部分はピンで巻きました。ビフォーが少しやぼったい印象だったので毛先をチョップカットでぼかしてザクザクした束感が出るようにしました。

硬毛なのでクオライン CA-T 200でしっかりと軟化。質感UPのためにクオライン アジャスト0で調整。

広がりやすい髪だったので波巻きでボリュームダウン。ダメージしている毛先とボリュームを出したいポイントでmm数を上げることで均一なウェーブとパーマで調整。

カラー、パーマの履歴ありのミドルダメージ毛に対して、低アルカリ性でゆっくり浸透していくクオライン CA-T-C 100とコスメカール プリズムプラス Hを使用。クリームパーマにすることにより、パサつきを感じにくい柔らかい質感に。

モデルさんが硬毛で多毛のため、根元のボリュームを抑えられる「ツイストスパイラル」でワインディング。マッシュレイヤーベースのトップに動きが出るカットに対して、クリームパーマにすることにより柔らかい質感のウェーブに。

カーリーなショートスタイルをイメージ。カール感が欲しかったのとバージン毛で薬剤の弾きなども考慮し、1液はデザインディレクト ウェーブ チオ 200を選びました。

ハチ周りが膨らみやすいのとトップのボリュームが出づらい髪質なので、トップはオンベースに。ハチ周りはボリュームが出過ぎないように三角ベースでワインディング。

髪の毛がしっかりしているので、パワーがある薬剤を選定。放置時間でカール感をチェックし、置きすぎないようにします。

ペタンコ（動き出しにくい・トップがつぶれてネープに溜まる）なので、ボリュームUP（程よく動き出る・刈り上げてスッキリ・パーマでトップふんわり）に。モデルさんの雰囲気（ひげ・丸顔）に合わせて、少しゆるめ（17mm / 20mm）スパイラル（中間）に調整。

後追いでコスメカール プリズムプラス Hを使用することでダメージに配慮します。

ハチ周りがふくらまないよう、アンダーセクションは毛先のみにかけたり、全体的にダウンステムでボリュームを抑えた。また、クリームパーマ→リキッドにすることでダメージと施術スピードを意識しました。

直毛・硬毛のため、クリームのシス、システアミンの薬で膨潤させて柔らかい質感に。クリームパーマは伸びてきても境目がバキッとしないので、パーマのリタッチもつなげやすいです。

トップの立ち上がりが出るようにトップだけディスコネのレイヤーを入れて、頭の丸みに対してオンベースでのワインディング。ツーブロック上もロッドで巻くと直毛さんはボリュームが出過ぎるので、ピンパーマでボリュームダウンしながら毛先を曲げています。