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「ミルクティーカラー」でくすみや色ムラが出てしまう…。
ハイトーンでも傷んで見えない透明感抜群のミルクティーカラー
ハイトーンカラーの中でも、とくに「ミルクティーカラー」は人気が高いデザインのひとつです。今回はトレンドをおさえつつ、肌になじみやすい、やや硬めの乾燥毛でも誰もが憧れるような柔らかく透明感のある髪に見えるカラーを目指しました。半年前にブリーチ、2ヵ月前に「ラベンダーグレージュ」にカラーしてから色が抜けた状態になっているので、しっかり全頭ブリーチで明るくしてベースをつくります。とくに根元は、使用する薬が合っていないとつながりが悪くなり、統一感がなくなってしまうので丁寧に。まずは新生毛部分から中間の既染部までは、エドル ブリーチにオキシ6% 1.3倍を混ぜて塗布。続いて、根元のみLT-EXとオキシ6% 2倍を重ねて塗ります。時間を置いてある程度明るくなったら、さらに中間から毛先までエドル ブリーチにオキシ2% 3倍を混ぜて塗布し、20分ほど置いてから洗い流します。最初のブリーチからここまで約30分。乾燥毛ということも考慮して、エドル スタイルプレックス 1を総量に対して2%入れ、さらに洗い流す際はエドル スタイルプレックス 2を使い、髪の強度が低下しないようにしました。ベースができたらカラーを入れていきます。ブリーチからミルクティーカラーに仕上げていく際に気をつけたいのは、赤みをおさえるために、逆に青みや緑を入れ過ぎるとくすんだ印象になってしまうこと。エドルは赤みを消すことに特化しているので、アッシュ系ではないブラウンやベージュでも赤みを気にせず、ナチュラルに仕上げることができます。
Before
毛量は多く、ややくせ毛。やや硬めの乾燥毛。約6ヵ月前にブリーチ1回、約2ヵ月前に全頭カラー(ラベンダーグレージュ)の履歴あり。カラーが抜けて毛先12〜13レベル、根元は7レベルの状態。
Before
毛量は多く、ややくせ毛。やや硬めの乾燥毛。約6ヵ月前にブリーチ1回、約2ヵ月前に全頭カラー(ラベンダーグレージュ)の履歴あり。カラーが抜けて毛先12〜13レベル、根元は7レベルの状態。
ハイトーンでも傷んで見えない透明感抜群のミルクティーカラー
ハイトーンカラーの中でも、とくに「ミルクティーカラー」は人気が高いデザインのひとつです。今回はトレンドをおさえつつ、肌になじみやすい、やや硬めの乾燥毛でも誰もが憧れるような柔らかく透明感のある髪に見えるカラーを目指しました。半年前にブリーチ、2ヵ月前に「ラベンダーグレージュ」にカラーしてから色が抜けた状態になっているので、しっかり全頭ブリーチで明るくしてベースをつくります。とくに根元は、使用する薬が合っていないとつながりが悪くなり、統一感がなくなってしまうので丁寧に。まずは新生毛部分から中間の既染部までは、エドル ブリーチにオキシ6% 1.3倍を混ぜて塗布。続いて、根元のみLT-EXとオキシ6% 2倍を重ねて塗ります。時間を置いてある程度明るくなったら、さらに中間から毛先までエドル ブリーチにオキシ2% 3倍を混ぜて塗布し、20分ほど置いてから洗い流します。最初のブリーチからここまで約30分。乾燥毛ということも考慮して、エドル スタイルプレックス 1を総量に対して2%入れ、さらに洗い流す際はエドル スタイルプレックス 2を使い、髪の強度が低下しないようにしました。ベースができたらカラーを入れていきます。ブリーチからミルクティーカラーに仕上げていく際に気をつけたいのは、赤みをおさえるために、逆に青みや緑を入れ過ぎるとくすんだ印象になってしまうこと。エドルは赤みを消すことに特化しているので、アッシュ系ではないブラウンやベージュでも赤みを気にせず、ナチュラルに仕上げることができます。
feuille copain 統括マネージャー 中村大輔さん
トレンドをおさえたかわいいスタイル、とくに抜け感のあるヘルシーなスタイルが得意。カラー指名No.1の「カラースペシャリスト」として、グラデーション、外国人風……どんなカラーでも表現できる! と定評あり。
1「ミルクティーカラー」でくすみや色ムラが出てしまう…。
毛先に抜け感を出すため色が入り過ぎないよう注意
深みとコクを与えるブラウンや、柔らかい質感を出すベージュをベースに使用することで、ブリーチ後でも色ムラが出づらく、とても安定した仕上がりになります。今回は根元2cmくらいまではB-9(ブラウン)、V-9(バイオレット)、P-9(ピンク)を5:1:1の割合で塗布しました。中間から毛先も同じ色相にしながらCLR-PX(クリアプレックス)、B-11、V-11、P-11を10:7:1:1の割合で。さらに、毛先の色は薄いほうがより透明感が出てかわいく仕上がるため、色が入り過ぎて暗くならないよう、毛先1/3のみCLR-PX、Be-13(ベージュ)、V-11を20:2:1で重ね塗りしました。今回はVやPを合わせましたが、BとBeはどんな方に合わせても似合う、コントロールしやすいベースカラーです。より健康的なイメージに仕上がるM(マット)や、クールな印象のA(アッシュ)、WA(ホワイトアッシュ)などを合わせるのも、色ムラを気にせず楽しめるのでおすすめです。
feuille copain 統括マネージャー 中村大輔さん
トレンドをおさえたかわいいスタイル、とくに抜け感のあるヘルシーなスタイルが得意。カラー指名No.1の「カラースペシャリスト」として、グラデーション、外国人風……どんなカラーでも表現できる! と定評あり。